ステンレス製コアに、光学系フィルムを巻き取る工程で、メカニカルチャックが把持しているコア内径部から金属粉が発生し、フィルムに巻き込まれて製品不良となってしまう事がある。
コアを把持する部品が全てウレタン樹脂となる、ハイメックス製メカニカルチャック『オプスロック』への入替を提案。
把持部での金属同士の接触が無くなったことにより、コアの発塵による製品不良を無くす事が出来た。さらに、内部摺動部を完全密封したオプスロックの採用により、チャック自身から発生する金属粉による不具合も解消した。
ウレタン樹脂成型のカプセルを空気圧で膨張させて、巻取コアを固定。チャック精度は振れ5/100mm程度という高い芯出し精度を保証するメカニカル機構を採用しています。摺動部の完全密封によりクリーンルームでの使用を可能としました。
ハイロック
(軸利用)