フィルムのトリミングエ程で発生するスリットされた耳端やプロテクトフィルム巻取り、各種ロス材など、巻芯の無い状態で直接巻取ることにより、リサイクルエ程の簡素化・紙管コストの削減を図れます。 収縮性の高いフィルムを巻芯がない状態で巻き取るためには、『大きな拡縮量』と『大きな巻締力に耐える構造』が必要不可欠です。 ユニークなアイディアでロス材巻取を改善するハイメックスが開発した新商品「ウイングシャフト」が現場の問題点を解決します。 |
8枚の構造板「スイング翼」が開閉する構造を採用することで、円周長さを大きく変化させることができ、巻き取ったロスを巻取軸から容易に外すことができます。(拡縮量:外径差30mm、円周差100mm)
開翼(巻取り)時 【外径φ160】 | 閉翼(抜取り)時 【外径φ130】 |
※開閉方法
カムを利用しております。中に一本軸が通っており、両サイドの部品をまわして頂くことで開閉が可能です。
(下記の写真は、最初にセットする際の【閉翼】 ⇒【開翼】にする作業です)
巻締りの力が軸芯へ垂直に作用し、対角同士で打ち消し合うように8枚の「スイング翼」を固定した状態で巻き取ることができ、これまで困難であった大きな巻締り力に打ち勝ちます。
「スイング翼構造」の採用により部材の軽量化が図れるため、低慣性モーメント化を実現。これによりトリミング材の拡張変動を極力抑え、スリット部への張力変動伝達を極限まで抑えることが可能となります。
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